東京工業品取引所(以下「東工取」)では、平成21年5月7日に、取引システムの更改が実施されました。 平成23年1月4日からは、東京穀物商品取引所(以下、「東穀取」)においても、東工取のシステム利用が開始される事に伴い、取引仕法が板寄取引からザラバ取引へと変更されております。 「立会時間」「注文の種類」「約定のルール」などを以下にまとめましたのでご確認ください。
東工取における立会時間は、日中立会9:00~15:30、夜間立会17:00~翌朝4:00(ゴムは~19:00まで)、東穀取においては、日中立会9:00~15:30、夜間立会17:00~23:00の時間帯で行われています。前場、後場といった区別はなく、日中は連続立会となります。
夜間取引は翌営業日の取引として計算されます。即ち、1計算区域は、前日の夜間立会から日中立会終了までとなります(※ゴム市場の立会時間については、日中立会が9:00~15:30まで、夜間立会が17:00~19:00までとなります。)。
注文の種類は、これまで用いられていた成行、引成、指成注文は廃止され、国際標準の多様な注文方法が採用されています。
| 取引所 | 銘柄 |
|---|---|
| Limit Order(LO) (リミット注文) |
価格を指定して発注する売買注文。 売注文であれば指定価格以上で約定し、買注文であれば指定価格以下で約定する。 |
| Market Order(MO) (マーケット注文) |
価格を指定しないで発注する売買注文。 原則全量約定されるこれまでの成行注文とは異なり、「Market Order」では全量約定は保証されず、未約定の数量が残った場合は、その注文の残数量はキャンセルされる。 |
| Market To Limit Order(MTLO) (マーケット・トゥー・リミット注文) |
価格を指定しないで、売買の別のみを指定する売買注文で、注文受付時の板状況に応じて、次のとおり取り扱われる。 反対サイドに気配がある場合 ⇒反対サイドの最良気配の注文として登録。 反対サイドに気配がない場合 ⇒同サイドの最良気配より1ティック約定が優先される価格の注文として登録。 同サイドにも気配がない場合 ⇒注文はキャンセル。 |
| Best Limit Order(BLO) (ベスト・リミット注文) |
価格を指定しないで、売買の別のみを指定する売買注文で、注文受付時の板状況に応じて、次のとおり取り扱われる。 同サイドに気配がある場合 ⇒同サイドの最良気配と同一価格の注文として登録。 同サイドに気配がない場合 ⇒注文はキャンセル。 |
| Stop Order(SO) (ストップ注文) |
発注する際に、その「注文が有効となる条件(コンバートする条件)」と「板に登録される注文(コンバート後の注文)」を指定して発注する売買注文。 コンバートする条件が満たされると、コンバート後の注文が板に登録される。 |
一日の制限値段が決められていたこれまでの取引では、海外市場、現物市場と価格が乖離し、歪な価格が形成される可能性があったため、国際標準のサーキットブレーカー制度が採用されています。
サーキットブレーカー制度とは、それぞれの銘柄ごとに予め定められたサーキットブレーカー幅外の価格で注文が対当した場合、一定時間立会いを中断し、サーキットブレーカー幅を拡張して取引を再開する仕組みのことです。
サーキットブレーカー発動中は、アクセスCXから新規・仕切・訂正・取消注文の入力は可能ですが、約定はしません。
例1
金の場合(CB幅が100円の時)
(1) 1回目、2回目及び3回目のCBが発動したときは、CB発動時刻から5分間立会を中断し、また、立会再開時はCB幅を拡張し(※)、立会を開始する。
(※)直前のCB幅に拡大値幅を加算した幅とする。
例2
1回目のCB発動後=100円(当初値幅) +100円(拡大値幅)=200円
2回目のCB発動後=200円(直前のCB幅)+100円(拡大値幅)=300円
3回目のCB発動後=300円(直前のCB幅)+100円(拡大値幅)=400円
(2) 四回以上のCBが発動したときは、CB幅を拡張せず(例の場合、400円のまま)、CB発動時刻から5分間中断した後、立会を再開する。但し、東工取が必要と認めるときは、中断時間及び拡大値幅は変更される場合がございます。